【20代ASD女ブロガーが】ブログを始めた、たった1つの理由

ASD

はじめまして。依夜(いよ)といいます。

まず最初に、この記事を開いてくれた方は【20代ASD女ブロガー】という言葉に惹かれて、クリックしてくださったのではないでしょうか?

早速ですが、あなたは以下のどれかに当てはまっていますか?

ASDの診断を受けたことがある

自分は発達障害グレーゾーンではないかと思っている

生きづらさを抱えている

MBTIがINFJだった

当てはまった方は、ぜひこのまま読み進めていただけると嬉しいです。

私ってこんな人

改めまして、こんにちは。依夜です。

タイトルにも記載の通り、私はASDで20代、ブロガーをしています。

関西に住んでいますが、話にオチがあんまりない方の関西人です。

好きなことは音楽を聴くこと。
Apple Musicの総再生時間を確認したところ、50,000分を超えていました。これは34日と17時間20分に値するそうなのですが、正直多いのか少ないのかわからない…!

ジャンルを問わず、なんでも聴くので何かおすすめがあれば教えてくださいね。

経歴(幼少期~現在に至るまで)

私の経歴としては、幼小中と地元の学校に通い、私立高校、私立大学を卒業しました。

小学生低学年ごろから、妙に〈普通〉であることにこだわり続け、自分の気持ちを押し殺して生きることが癖になってしまっているような学生時代を過ごしていました。

〈誰かと違う自分〉であることを過度に恐れていて、裁縫道具は絶対に皆と同じ種類のものを選び、少女雑誌の付録をペンケースにして安心しているような子でした。(この時の雑誌人気は凄まじく、発売日の翌日はクラスの女子の3分の1が同じペンケースにしていました)

とにかく他人の顔色を窺い、誰も手を挙げない委員会の係決めなども、空気に耐えられず渋々手を挙げてしまうような性格。
HSP気質ということもあり、とにかく争いごとを避けることに必死でした。

その一方で、「自分の好みを大切にしたい」という気持ちも少なからずあり、好みを出しても引かれないレベルというものを永遠に模索し続けていました。

自分らしさ普通、疎外感といったようなものへの興味関心は大学に入ってからも続きました。
自分という人間の謎を解き明かせるかもしれない、と心理学部に進学。

図書館に行って自己啓発本を読み漁ったり、ゼミの先生の論文を読んだりするだけでは飽き足りず、ついには自分らしさをテーマに卒論も書いてしまいました(笑)

卒論は自分の考えを沢山の人に見せられる貴重な機会。
書くことも苦ではなかったので、人よりも楽しんでいたのですが、問題は就職活動でした。

自分の意見がないどころか、「自分ってなんだろう?」というところでつまずいていたので、もちろん大苦戦。
大学2年の5月ごろから情報収集を始め、1つ目の内定をいただいたのは大学3年の6月でした。
後にも先にも、内定をいただけたのはこの1社だけ。

その会社に新卒で入社するも、5か月で適応障害になり、休職しました。
特に仕事に復帰するという考えもなく、そのまま1年足らずで退職。

退職後、通い続けていたメンタルクリニックのカウンセラーさんと話をするうちに、自分の特性に何かがあるのでは?と思うようになり、検査を受けることを決意。

そして2024年の10月に自閉スペクトラム障害(ASD)であると診断されました。

現在はせどりやブログ運営をしながら、フリーターとして細々と生活しています。

ブログを始めた、たった1つの理由

さて、冒頭から使用しているASDという言葉。
最近妙に耳にする機会が増えてきたように思えますが、実際のところ、ASDって何なんでしょうか。

「ASDは普通の人と何が違うの?」

「ASDの悩みって?」

「ASDってそもそもどんな人?」

これらの疑問は、私がASDだと診断される前に抱いていた疑問です。

その時はまさか、自分がASDの当事者になるとは思ってもいませんでしたが、診断されてからは、〈同じような疑問・悩みを抱えている人の力になりたい!〉と強く思うようになりました。

それが、このブログを立ち上げた経緯です。

これはASDの方以外にも当てはまることですが、日々マイノリティという立場で生きていると、

「私なんて誰にも理解してもらえないんだ…」「私は一生ひとりぼっちだ…」

と思い込んで、つい塞ぎ込みがちになってしまいます。

ネットの世界に飛び込めば、信じられないくらい仲間が沢山いるのにもかかわらず、です。

たとえば最近、流行りに流行っているMBTI診断。

私はINFJ-Tという16タイプある中で、最もレアなタイプなのですが、このタイプがまさにそれに当てはまります。

現実世界では、そうそう出会うことができないINFJという人間ですが、実はネットの世界、特にSNSでは必ずといっていいほど見かけるタイプなのです。

それには、隠されたこんな思いがあるからなんです。

「誰か、私の気持ちを分かってほしい

INFJに分類される人たちは皆、仲間を探しているのです。

理解されない苦しみを共有するために、同じ悩みを抱える仲間を探す。

これって、INFJにもASDにも言えることだと思いませんか?

もっと言えば、悩みを抱えている人すべてに当てはまると言っていいと思います。

経歴の部分で書いた新卒入社のお話に少し戻りますが、
私は介護士として働いていました。(数か月しか働いていませんでしたが…)

介護という仕事が他の仕事と大きく異なるのは、機械ではなく人間を相手にするというところ。

私がご高齢の方と接する上で一番大切にしていたのは「共感」の気持ちです。

専門性がなくてもいい。答えは1つじゃない。

たとえ問題の解決ができなくても、

話を聞いてくれた! 味方になってくれた! 受け入れてくれた!

こんな気持ちが自然と浮かんだら、それだけで心はフワッと軽くなるのです。

その大切さを身をもって学べたからこそ、私はこのブログで仲間を作りたいと思っています。

「わかる!」「心が軽くなった」そう思っていただけるような記事を、皆さんにお届けできたらいいなと思っています。

長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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