【WAIS-IV差は42】処理速度凸の特徴10選!日常の困りごとも解説【生きづらい】

暮らしの生存戦略
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こんにちは、栖山依夜(すやま いよ)です。

私はASD特性と処理速度凸・WM凹を持っているアラサーで、現在は実家で暮らしています。

この記事では、私が処理速度凸として生きている中で感じた特徴や日常生活で苦労しているポイントについて解説しています。

この記事はこんな方にオススメ!

・処理速度凸である
・処理速度凸の人が身近にいる
・処理速度凸の考え方が知りたい

処理速度凸って、意外と需要が高い?

以前、処理速度凸についての記事を書いたときに、ものすごく見てくださる方が多くて驚きました。

WAIS-IVを受けてみて42という、割とあり得ないレベルの差(ディスクレパンシー)を叩き出した私。それぞれの数値はこんな感じです。👇

言語理解(VCI)109
知覚統合(PRI)89
作動記憶(WMI)85
処理速度(PSI)127

それまで普通に生きてきたつもりでしたが、日に日に増えていくアクセス数を見て、「もしかしたら自分の当たり前は当たり前ではないのかも?」と感じることが増えたのも事実です。

そこで「処理速度凸の人間がどうやって生きているのか」を少しでも知っていただけたら、という思いで「処理速度凸あるある」をまとめてみました。

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです!

【まるで超高速スキャナー】作業スピードは超一流

処理速度凸の人は情報の読み取りが異様に速いです。その特性は意外と幼少期の頃から出現していることがあります。

特に私は、以下のような部分で特徴が表れていました。

速読が得意

とにかく本や記事を読むのが速いです。

本などは目で流しながら読んでいる(見ている?)ことがほとんど。

動画や写真など、文字の読み取りが少ないコンテンツでは、視界をカメラのように使っていることが多く、一気に情報を入れ込んで脳内で処理していることが多いです。

ものによっては本人の声で再生したり、風景を想像したりしながら読むこともあるので、その時はスピードが下がります。

依夜
依夜

私はワーキングメモリーが他に比べて弱いので、短時間の記憶は視界に頼っていることが多いです!

板書を写すのが早い

小学生の頃から、板書を写すのが人一倍速かったことを覚えています。

先生が全員が移し終えるまで待っている時間が長く、ある程度ボーっとしてから書き始めていたこともありました。

記憶力上、文字を覚えながら書くことができないので、黒板を見ながら手を動かすことが多かったです。

そのため、書き写すのは速くても内容は一切入っていないような状態でした。

動画を倍速しがち

今もそうなのですが、とにかく動画は2倍速で再生しています。

文字だけが流れる動画や、字幕付きのものは必ずといっていいほど倍速再生。

ドラマや映画は字幕があるときは結構倍速で観てしまうことが多いです。(そもそもドラマや映画は、精神が疲弊するので観るのがあまり得意ではないですが。。。😭)

点つなぎが好き

子どもの頃から、点つなぎが大好きでした。

クロスワードやスケルトンと違って、頭を使わなくていいからだと思っていたのですが、脳の処理が速いことも影響していたのだと最近になって気がつきました。

他の人と比較したことがないですが、スピードもそれなりに速いのではないかと思います。

依夜
依夜

ちなみにナンプレは解けた試しがありません!😂

【マニュアルのない職人】反射でできてしまう

処理速度凸の人の脳内はいつも高速で動いています。その速さは無意識なものなので、「なんでできるの?」と言われても答えられないことも多いです。

特に他の能力値との差が大きいと、脳内で何が起こっているのかの説明はかなり難しくなります(個人差あり)。

できるのに教えられない

自分なりのやり方を見つけてモノにできても、いざ誰かに教えようと思うとできないことが多いです。

これは私の予想込みになりますが、多くの理由は以下の3つだと考えています。

・そもそもどうやったかを忘れている
・なんとなくの形はあるけれど、構造化ができない
・説明するための語彙力が足りていない

頭の中でイメージは浮かんでいるのに、それを形にできずにモヤモヤすることがあります。

単純作業が得意

同じことを延々とする作業のスピードには自信があります。

どうすれば速くなるかの効率化を常に考えていて、自分なりにどこかの段階を端折ったり、先に済ませたりなどの工夫をすることも。

机でやる作業の場合は、必要な道具の場所を移動したりして、いかに速くできるかの動線を組んでいたりします。

誤字脱字チェックが得意

本や記事の誤字脱字を見つけることが得意です。

読んでいて気づくというよりかは、その文字だけが「浮き上がっている」ような形に近いです。

問い合わせをすることもないですが、「なぜ気づかなかったんだ…?」と思うくらい誤字まみれの本に出会うこともあります。

ちなみに少し違うかもしれませんが、本のページをめくった時にインクの色が違うと結構気になるタイプです。

【iPhone16なのに16GB!?】凹凸で苦労する例

能力値同士の差が激しければ激しいほど、日常生活においての生きづらさのレベルが上がります。

特に私は処理速度とワーキングメモリの差が42あるので、かなりの能力差に疲弊することが多いです。

ここでは具体的な例をあげていきます。

タイピングが早い

おそらくタイピングが速い方なのですが、ミスタイプの数が尋常ではありません。

単語が出た時に、キーボードの配置が脳内にパッと浮かぶのですが、いつも手が間に合いません。

そもそも下手くそということもありますが…😂

結果的に、間違ったキーボードを連続で押してしまったり、なぜか2,3個先の文字を打ってしまったりすることが多いです。結構イライラします(笑)

会話の二手三手先を読めることが多い

人と話していると、これから来るであろう会話の流れがわかることが多いです。思考回路が読める感覚に近いかもしれません。

流れの予想が当たったときには嬉しいですが、あまりにも当たりすぎると、退屈になることも。

ワーキングメモリの弊害としては、会話が長くなればなるほど、会話の内容を覚えていることが少なくなります。

思考だけが先行する

一つのことを考えると数珠繋ぎのようにどんどんアイデアが溢れてくるので、メモを取る暇がありません。ゾーンに入っているときの思考スピードは、ほぼほぼ洪水に近いです。

ですが残念なことに、ワーキングメモリが低いせいで、思いついた順に忘れてしまうことがほとんど。

いつも結果的に「なんかすごいことを思いついた気がしたんだけどな!」で終わっています。

依夜
依夜

お風呂の中でアイデアが浮かんだ時が一番最悪です。

処理速度凸だけでは社会で生きるには辛すぎる!

処理速度凸は単純作業では天下を取れますが、それだけで生きていくには弱すぎる要素です。

社会では臨機応変な対応が求められますし、マルチタスクは必須です。

処理速度が活かせるのはシングルタスクのみ。

私のような凹凸が激しい人間だと、運良く得意な作業にありつけたとしても、同時に違う作業をお願いされると、あっという間にサーバー落ちしてしまいます。

ちなみに、この文章を考えている間でも何個か書きたいことを忘れ、ミスタイプでイライラしました(笑)

処理速度凸はかなりマイノリティ

私はWAIS-Ⅳを受け、数値や他の検査などの総合的な判断をもとにASDと診断されました。

ASDと診断されたことは、これまでの生きづらさに名前がついたようでホッとしたことを覚えています。

しかし、発達障害がある人の中で処理速度が凸というのは、どうやら珍しいようです。むしろ、「処理速度が低い(凹)」ことが発達障害の傾向としても明らかになってきているそうで…。

真反対の私は、正直どうしたもんかと思いました。ただでさえマイノリティなのに、まだマイノリティ街道を突き進まなければならないのか、と。

しかし、前回、思い切って記事にしたことでたくさんの方に見てもらうことができました。

お役に立てるかはわかりませんが、これからも処理速度凸の日常について、色々と書いてみようと思います。

処理速度凸も含め、生きづらさを抱えてきた私が見つけた少しだけ生きやすくなる50個のコツを、Kindle書籍として出版しています。よかったら覗いてみてくださいね🌷

栖山 依夜のプロフィール
この記事を書いた人
栖山 依夜

実家暮らしかつ料理スキル0なアラサー。
処理速度凸なASD/障害者手帳(精神3級)・障害年金受給中。BMI15の少食偏食2コンボで食事は「生きるための義務」。
「頑張る」のではなく「諦める」ことを決心して宅配食を活用し始めました。
脳の余白と健康を守る「頑張らない生存戦略」を実践・発信しています。

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